私は不安がありながらも何も深く考えずに大学4年から修士課程へ進みました。
その結果、大学院に3年通った挙句、中退してしまいました。
経緯は下の投稿で記載しているので、気になる方は見てみてください。
何も考えずに進学する前に、本当に大学院に進学するのか?ということをもう一度考えてみてはいかがかでしょうか。
※大学院に行くことは学べることも多くいいことです。単純に進学を否定する気持ちはないです。
何となくで進学すると私みたいな目に合うぞ!
前置き
私は学部から情報系を専攻していて、大学院も同じく情報系の研究をしていました。
情報系というとどんなことをやっているのかあまりイメージ付きにくいかもしれませんが、
やっていることは理系の研究と同じ感じだと思います。
※データを取って、それを分析して改善して…のような感じです。
私が大学院に進むことをおすすめしない人の像は、私をモデルにした話になってしまうので、
理系の大学院に進む方向けの話になってしまうと思います。
おすすめしない人の特徴パターン
研究に興味が持てない人
学部時代に研究辛いなと感じた人や、興味ないけど卒業するためにやったという人だと、
大学院で研究を続けるのは難しいと思います。
かく言う私も上記のようなタイプで、でも学部乗り切ったしいけるでしょといった軽い気持ちでいました。
ですが、求められる内容が高くなることで、教授にあれこれ言われ、続けていく自信がなくなってしまいました。
入学した限りは最後まで研究をやりきるんだという強い意志を持っていないと厳しいです。
周りが進学するから何となく進学する人
友達みんな進学するし、自分も進学しておくかといった考え方は危険です。
私も友人が進学することもあり、自分も行こうかなという考えになりました。
周りがどうこうといったことを気にせず、自分がどうなのか(本当に大学院にいきたい?いってやれるのか?周りがいなくてもやっていけるのか?)ということを考える必要があると思います。
モラトリアム期間を延長したいだけの人
私自身働く前は働くということが嫌で、自分はこれからどのように働いていくのかということが考えられませんでした。
それなら大学院に行って、働かない期間を伸ばして、働くということについて考える期間にしました。
その結果、ただ働きたくないという考えだけの中では、研究・学ぶというストレスに耐え切れませんでした。
今、働いている状況で考えると、働くのも悪くないなと思っています。
それは、働くとお金は貰えるし、大学院での研究より苦しくないからです。
単純に働きたくないという考えであれば、FIRE(早期リタイア)するという考え方も最近だとでてきています。
働きたくないという原因が、やりたくない仕事をしたくないのであれば、セミリタイアを目指すのもよさそうです。
早期リタイア・セミリタイアを目指すために、早めの貯蓄・投資をしていく方が達成できると思います。
「働きたくない→大学院に進む」という考えなら、いっそのこと「早めに働きだしてお金を貯める→やりたくない仕事することから脱する」という考え方にしてみてもよいのではと思います。
最後に
私が大学院に進もうと思ったときの状態を記述しました。
その時は以下の3つがあったと思います
- 研究に興味を持てないが、最後まではやりきれるでしょという根拠はない自信がある
- 周りの友達も進学するし、自分も行こうかな?相談とかしあえそうだし、乗り切れそう
- 働くの嫌だし、とりあえず進学して働くの先延ばしにしておこう
上記の1つでも当てはまると危険です。
その場合は本当に進学してよいのかもう一度考えてみてください。
なお、大学院に進むことは素晴らしいことだと思います。
多くのことを学べる機会になりますし、将来の糧になります。
私の周りの大学院を卒業した友人を見ると、みんな社会人として活躍している人材になっています。
しっかり目的をもって最後までやりきることができれば、人生を豊かにすることができる選択だと思います。
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