大学院中退後に就職した独立系のSEから、ユーザー系のSEに転職しました。

仕事・学び
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私は大学院を中退後、独立系のIT企業のSEとして、4年ほど勤務しました。
今の会社で働き続けるのか悩んだ結果、環境を変えようと考え転職することを決めました。

前職への入社までの流れは上記の記事に記載しています。


今回の転職活動の流れ・結果などを記入していきます。

こんな人におすすめの記事
  • 転職を考えている人(特にSEの方で)
  • 大学院中退者の転職が気になる方
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転職を考えた理由

将来を考えたときに、このまま今の会社で働き続けるのはどうなのかと考えるようになりました。
そう考えたのは以下の3点の理由があります。

中堅層がいなく、自分の将来像となるロールモデルがいない

0~5年くらいの勤続年数の人、何十年も働いている人の2極化が起こっていて、
その中間となる人がほとんどいない状態でした。

私がその中間層になったときに、どのようなふるまいをすればよいのか分からないと考えるようになりました。
また、同期やお世話になった上司を含め退職者が多く、私が中間層になったときに、
役割の負荷が多いのではないかと考えました。

炎上プロジェクトに配属されることが多い

晩年人不足のせいか、入社後に参画したプロジェクトから転職直前まで、
人が足りていない忙しいプロジェクトに入ることが多かったです。
便利屋のように使われているのか、次から次へと人の足りないプロジェクトへ移っていき、
今後もこのようなことが続いていくことを考えると、苦しいなと思うようになっていきました。

労働時間について

基本的に毎月3,40時間は残業していたと思います。
(IT業界だと少ない方なのかもしれません。)

課長以上の上司は、基本的に残業が80時間付近がデフォルトになっていて、ワーカーホリックな人が多い印象でした。
私はそれほど仕事に打ち込みたくない・ワークライフバランスを意識して働きたいと考えました。

転職活動の流れ・結果

転職エージェント・転職サイトに登録

まず、転職エージェント・転職サイトに登録しました。
私が登録したエージェント・転職サイトは以下です。
利用してみた所感とともに記載します。

マイナビエージェント

エージェントと面談、履歴書・職務経歴書の添削をしてもらい、何社か選考に進みました。
担当してもらったエージェントの方が厳選した企業を紹介してもらう形で進んでいきました。
私の現職の悩みを聞いていただき、それを解消できる会社を紹介してもらったと思います。

リクナビエージェント

エージェントと面談、履歴書・職務経歴書の添削をしてもらい、こちらも何社か選考に進みました。
マイナビエージェントと比べて、紹介してもらう求人が多かった印象です。
自分でも求人を検索できるシステムで、気になった求人があった場合は、エージェントの方に紹介してもらった求人以外でも応募できました。

私が担当してくれたエージェントの方は、マイナビエージェントの方と比べると、
気になったところがあったら応募していきましょうと、ゆっくりと転職活動をできるように促してくれえた印象でした。

レバテック

エージェントと面談、履歴書・職務経歴書の添削だけやってもらいました。
エンジニアとしての価値を上げる会社を紹介しているようでしたが、
私としては、そこまでプログラムをガンガン書いていきたいわけではない、
また、条件面などで気になった企業がなく、選考に進むことはありませんでした。

Green

CMで見て気になって登録だけして、企業に申し込むことはありませんでした。
若い企業が多い印象でした。

結果、4サイト登録したのですが、マイナビエージェントとリクナビエージェントのみで転職活動を進めていきました。

書類選考

  • マイナビエージェント → 10社申し込んで、5社通る
  • リクナビエージェント → 10社申し込んで、3社通る

20社申し込んで8社書類選考が通りました。
マイナビエージェントの方が、求人を絞って紹介してもらっているため、通過率が高い結果になったと思います。

適性検査

内容は以下がありました。

  1. SPI
  2. 玉手箱
  3. CUBIC
  4. CAB-GAB
  5. SCOA
  6. TG-WEB
  7. 3E-i知的能力テスト

企業によってさまざまなので、企業ごとに対策が必要でした。
どのような問題が出るかは「https://jyosiki.com/spi.html」を参照でわかりました。

社会人になって仕事していると、検査で出てくる内容の国語・数学が抜けてしまっていて、
働きながら全部対策するのは中々難しいのかなと思います。
基本的にはSPIを勉強しておくと色んな試験に応用できるので、
SPIを重点的に復習して、他は時間を見て勉強するのが良いと思います。
※私はSPI以外はサイトの問題で対応できました。

SPIに関して、
SPI無料学習サイト「https://saisokuspi.com/
SPI練習問題「https://xn--spi-m54e217p7lcis9d.com/
などで勉強して対策しました。

その他、「7日でできる! SPI問題集」で念のため対策をしました。

※7年ぶりにSPIを受けたのですが、当時は選択肢があって答える形式だったのですが、入力式になっていて困惑しました。

面接

  • マイナビエージェント → 書類選考通過5社のうち2社で最終面接まで進み、1社のみ内定
  • リクナビエージェント → 書類選考通過3社のうち2社で最終面接まで進み、2社とも内定

最終面接まで行けたのが8社受けたうち4社、そのうち最終的に内定出たのが3社でした。

大学院を中退したことによる弊害

面接に進んだほとんどの企業で、大学院の中退理由を聞かれました。
(就職後の働いている内容だけ聞いてほしいところですが)

中退してしまった事実は変えられないので、中退した理由をなるべくポジティブな面を出して答え、
今は中退に対して、○○に受け入れていますというように伝えました。
結果、3社内定をいただくことができたので、中退はそこまで合否に影響しないのかもしれません。

内定が出た要因

内定が出た企業は、私が4年間やってきた仕事の内容を評価してくれている印象でした。
特定の分野に強かったり、資格を取っていたりするといい印象を与えられると思います。
ですので、いかに普段の業務で成果を挙げられるか、また、自己研鑽できるかが大事になります。
(他の分野でもそうだと思います。が特にIT業界において。)

まとめ

1年間ほどゆっくり転職活動を行い、3社から内定をいただくことができました。
そのうちのユーザー系IT企業のSEに転職することに決めました。
この企業は私が新卒でもエントリーしたいなと思えるような企業なので、
大学院を中退しても軌道修正できるんだと実感できました。

また、最初は中々内定が出なく落ち込んでいましたが、
企業が求めている人物像に合致した場合は、すんなりと内定が出る場合が多いと思いました。
学校を中退しているとかはあまり関係なく、転職の場合は仕事で成果を出しているかが評価されているようでした。

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